カテゴリー別アーカイブ: 8.気になった!

あ・・ぁ、やっちゃった!!シュン・・・

仕事がちょっと早めに終わったので、息子を幼稚園まで迎えに行きました。
幼稚園前の公園に車を止め、もう少し幅寄せしようとバックしたところ後ろから
がしゃーん!!!
一瞬何が起きたのかまったく分かりませんでした。
恐る恐る後ろをバックミラー越しに見てみると、後ろを見たらいつもよりも後ろがよく見えます!。

えぇ。そうです。
後ろをよく見ずにバックをしたものだから、電柱に勢いよく突撃してしまったようです。
リアガラスとリアドア、バンパーが・・・。リアガラスなどは、粉々です。
なんといっても、公園の前でやっちゃったものだから、おまわりさんに事故証明を取ってもらうまでの間、すさまじい数のギャラリーが・・・。
自損のショックよりも、ギャラリーに恥ずかしい!という気持ちのほうが強くて、それほどショックでなかったのが救い?!
何はともあれ、相手が電柱でよかったです。これが、子供だったと思うとヒヤッっとしました。”だろう”運転はいけませんね。
いずれにしても、最悪の週末の出来事でした。
P.S.
不幸中の幸いで、保険に免責”0”特約をつけてあったので、修理は無料でできそうです。来年2つ保険のランクが下がるのが悔しいですが、自業自得ですよね。
P.S.2
ちょっと首が痛いんですよね・・・。自業自得ですね。

シンドラーの事故のニュースを見て

シンドラーのエレベータ事故のニュースを見るたびに、製造者の責任とは何なのか、ということを考えさせられます。
ニュースを見る限り、6/15現在、シンドラーの見解は
「保守会社が適切な保守を実施していなかったためにおきた事故」
と考えているようです。
確かに、ニュースを見る限り、悲しい事故が起きてしまったエレベータの保守をしていた会社が適切な保守を実施していなかったと言われていますが、本当にそれだけが原因でしょうか。
製造者の責任は、
動くものを提供する
だけでなく、
ヒューマンエラーを最小限にしたメンテナンスができる仕組みづくり(=継続的な利用を保証する仕組み作り)
が社会の一員としての責任だと思うのです。
仕組みづくりというのは、ハードウェアだけでなく、制度やサービスなどのソフトウェアも含んだものとして。
それができないのに、販売するだけ、もしくは、ほかの保守会社に仕事をもっていかれたら後は知らない、となってしまっては、モノつくりをしている人々としては二流以下なのではないでしょうか。
そういう意味で、今回のシンドラー社の対応は、私の個人的な意見ですが製造物を世の中に提供している企業としては、やってはいけない対応をしてしまっているように見えます。
係争などのリスクを加味すれば、あのような対応もあったのかもしれませんが、”製造業が機関産業の日本の国の一員”として、また、”自分もモノつくりをしている一員”として、あのような対応が今後のスタンダードになっていくと思うと、ゾッとします。
モノつくりを生業にしているかた。
ぜひ、よい機会なので、今一度世の中に提供している自分のサービスとは何なのか、を考えてみてはいかがでしょうか。

コーヒー飲み過ぎ

いつも京都で泊まっている東横インのロビーにある、宿泊者が自由に使えるPCの画像。

Javaのランタイムがおかしくなり、何十個もコーヒーカップ[:ホットコーヒー:]が・・・。
こんなに表示されちゃコーヒー飲み過ぎでしょう。
P.S.
この面白さ、分かる人にしか分かりませんね。

NHK受信料を義務化?

自民党の通信・放送産業高度化小委員会において、受信料支払いを義務化するかどうかを2007年3月をめどに判断すべきだと提言したようです。
受信料義務化を了承 NHK改革で自民小委(中日新聞)
NHK受信料の支払い義務化 自民党小委が提言(産経新聞)
NHK受信料の義務化で提言・自民小委(日経新聞)
その委員長である、片山委員会のインタービュー記事が、読売新聞のHPに掲載されています。
通信と融合 著作権がカギ
インタビュー記事を見たところ、要するに、
「公共放送は維持されなければいけない。維持するためにはお金が必要。お金を集めるためには、視聴者全員からお金を集める必要がある。全員から取らないと維持するお金を集められないから、スクランブル放送はありえない」
という意見を持っているようです。
自分が頭が悪いからか、理解できないのは、
「通信・放送産業高度化小委員会」
という”高度化”という組織において、「公共放送は維持されるべきだ」という前提で議論が行われていることです。
そもそも、「公共放送」ってなんでしょうか。
その”定義”をしっかりしてくれた上で、議論がされれば皆納得できると思うのですが、「公共放送」とはそもそも何で、それが国や国民にとって、なんであるのか。どのようなメリットがあるのか。なぜ必要なのか。ということを視聴料を支払わなければいけない国民に理解をさせることが大事なのではないでしょうか。
私は学者ではないので(嫌味含む)、「公共放送」の定義や意義は全く理解できませんが、NHKの受信料は強制的にも支払わせるべきだ!と国が決めるのであれば、”必然性・必要性”を説明する責任が国にはあるのではないでしょうか。
”高度化”を考える委員会であれば、固定概念や既得権を排除して、”(公共放送)役割の定義”をゼロベースでやって欲しいなぁ、と国民の一人として切に願う今日この頃です。
内容を見る限り、”高度化”ではなく”現状維持(=既得権維持)のためのルール”を作っている委員会にしか見えないですよねぇ。

NHKのチャンネル削減

中日新聞ニュース:2つ以上削減で調整 NHKチャンネル
竹中平蔵総務相の私的諮問機関「通信・放送の在り方に関する懇談会」にてチャンネルを二つ以上削減することを今月中にまとめる報告書に盛り込む方向で調整に入ったとのことです。
抜本改革で受信料値下げにつなげ将来の支払い義務化に理解を求めるのが狙いと書かれています。
そもそも、「通信・放送の在り方に関する懇談会」って、NHKの受信料を下げるのが”目的”だったのでしょうか。
通信・放送の在り方に関する懇談会」に、総務省サイトにて公開されいる情報があるので、一度見てみてください。
この中に、第一回目の開催要項に会の目的が書かれています。

国民生活にとって必要不可欠な通信と放送は本来シームレスなものであり、
近年の急速な技術の進歩を反映して通信・放送サービスがより便利に、より使いやすくなることを国民は期待している。しかし現実には、技術的にも、またビジネスとしても実現可能であるにもかかわらず、制度等の制約から提供されていないサービスもあると考えられる。通信・放送について国民が様々な疑問や願望を抱いている中、それらに対して明快な回答を示すとともに、多様なサービスが国民に速やかに提供されるよう努める必要がある。このため、総務大臣の下に専門家を集め、「通信・放送の在り方に関する懇談会」を開催する。

中に”・・制度等の制約から提供されていないサービスもあると考えられる・・”って書かれていますよね。
NHKのチャンネル削減が、”サービスの拡大”なんですか?
国民がNHKのチャンネル数を減らすことを期待しているのですか?
会を立ち上げたときの想いは立派なものだとおもいますが、成果を急ぐばかりに良く分からない結論に達しているのではないでしょうか。
NHKのチャンネル減らしたら、何がどうなるか、というその次の作戦・戦略が見えない結論ですね。
個人的にかなり期待していた会だっただけに、こんな結論に達したのが残念で仕方ありません・・・。

NHKに期待します。

NHK受信料義務化、罰則導入は見送りへ (産経)
NHK受信料不払いへの罰則、見送りで合意…放送懇(読売)
NHK受信料支払い義務化見送り(日刊スポーツ)
竹中平蔵総務相の私的研究会「通信・放送の在り方に関する懇談会」で、NHKの受信料義務化・罰則導入が見送られたようです。
先日、フジテレビめざましテレビの大塚アナウンサー(元NHK)がおっしゃっていたことを聞いて、「あぁ、日本って変わったんだなぁ」と思いました。
というのも、当時のNHKでは、「受信料は視聴者の良心に任せ、ある程度のとりっぱぐれは仕方ないこと」というコンセンサスがあったようです。
当時はおおらかな時代だったのですよね。
そんな時代は過ぎ、NHKの力を借りずにたくさんの”情報”に接することができる時代がきてしまったため、NHKに「恩恵を感じなくなってきているから」不払いが増えたのではないでしょうか。
情報が殆どない、正確な情報がなかなか伝わらない、という時代が過ぎ、インターネットだけでなく、様々なメディアによって”情報”を得られる時代では、NHKの必要性も変わってくるはず。この”変わっている”ということを認識しているのかしないのか知りませんが、
”組織維持””制度維持”
が先にありきで議論がなされているようで、なんだか本質的な議論が聞こえてこないなぁと思っています。
時代にあわせた国営放送が求められていることを、改めて考えてみる、その上で受信料のあり方も考えてみる、というのが今NHKに求められている施策ではないでしょうか。

がんばれ三洋!

三洋がんばれ!
新幹線で、毎週東京・・京都を「通勤」していると、名古屋を過ぎたあたり北側に、三洋の「ソーラーアーク」が見えます。

ソーラーアークって名前だけを聞いてわからないと思いますが、三洋が現在ビジネスとして力を入れているエコロジーの分野の一環で開発をした、巨大な太陽光発電装置です。
ソーラーアーク
企業の姿勢を、このような巨大なオブジェクトで示すというのは、新しいマーケティング手法だとおもいます(私が知ってないだけ?)。それが、実際の環境対策に貢献できているというのも、一石二鳥が、三鳥にも四鳥にもなっている感じがしますね。
しかし、ビジネス面でみると、三洋さんは最近苦戦をしているようです。
三洋、総合家電メーカーから脱却。2,330億円の赤字・・中期経営計画発表。1万人のリストラも
三洋電機撤退 創業の地、加西市は・・・
三洋電機(Wikipedia)
白物家電も撤退するとか、しないとか報道からの情報も入り乱れていますが、いずれにしても、「売れている」状態ではないことは、誰が見ても明らかですよね。
近年、消費者が家電を買うときって、ブランドで高いものを選ぶか、安いものを選ぶか、両極端になってきているのではないでしょうか。そういったところで、三洋は、ブランドでも勝てず、低価格路線でも勝てずとなっていたったのではないかと推察されます(って、誰が考えてもそうですよね)。
結果的には、他メーカーに比べて圧倒的な低価格路線で商品を提供すればよかったのでしょうが、しかし安いものを大量に流通させるということが出来ずに、今の状況になっていったのではないでしょうか。
もしくは、まったく逆にブランド構築をしようとして、結局ブランドが作れなかったのでしょうか。
このような企業戦略は見えないということ事態が、世の中で、”三洋”という会社の位置づけが分かりにくくなっていることを示しているのだと思います。そういった意味で、松下のV字回復については、マスコミの使い方や社員の意識の動機付け(V商品というカテゴリーの定義など)がうまかったですよね。
いずれにしても、三洋が弱体化しているのは、物つくりをしている人を尊敬している私としては非常に残念です。資源の無い日本としては、この”物づくり”がとても重要だと思っているのです。三洋も、今苦戦している企業とはいえ、開発技術や先進技術を持っているはずなので、それが会社が弱体化したがゆえに、世の中に出てこないというのは、日本全体として損をしているということにもなりますね。
是非、会社の経営(今はキャッシュフローの改善が急務でしょうが)を健全化し、会社の中に埋もれてしまっている技術を世に出し、”三洋”というブランドが日本に貢献すると同時に、皆が”欲しい”と思える商品を世の中に提供してくれることを祈っています。[:グッド:]
P.S.
今後の選択と集中の中で、モバイルに注力するようですが、三洋の携帯電話はいただけません。
デザインがいまひとつ垢抜けないのと、操作性が非常に悪いです。三洋の携帯を数年使ってきましたが、昨年日立/CASIOの携帯に切り替えたところ、操作性の分かりやすさ・シンプルさに感服している次第です。もっと、デザインを含めたHuman Interfaceに力を入れないといけないですね・・・。がんばれ!!

ニフティーさん。どうもお世話になりました!


ついに、というか、まだやってたの?という感じのニュース
NiftyServeの終了
NiftyServe(以下、Nifty)には、学生の頃多額のお金をつぎ込ませていただきました。
初めて一人暮らしをするようになり、電話代を自分でコントロールできるようになってから、モデム(当時は、1200bpsだった記憶があります)を買って、つなぎまくっていた記憶があります。
今やインターネットをはじめデータ通信は”定額制”が当たり前になりつつありますが、当時は定額などという概念はなく、電話代から、Niftyの利用料まですべてが従量制だったので、パソコン通信にはまった頃は、かなり支払いがしんどかった記憶があります。
この頃から、フリーソフト(当時は、PDSという言い方が一般的でした)にハマり、PC98シリーズのフリーソフトをNiftyから落としまくっていました。単純にダウンロードして、試してというだけで面白かったんですよねぇ。
今となっては何が面白かったのやらという感じですが・・・。
落としたものを記憶させるために、初めてのハードディスク(40MByte)を買ったのもこの頃です。(ハードディスクを買った話は、また追って)。
ちょっと話はよれます。インターネットからコンピュータ通信を利用し始めた人は、草の根BBSというのを知らないとおもいますが、NiftyやPC-VANが全盛期だったころは、Niftyなどの有料業者にお金を払うのがもったいないと思う人を支える善意の”草の根BBS運営者”が居て、それらも多く使わせてもらいました。BBS系は、Niftyよりも草の根のほうを多く使っていた記憶があります。
ちなみに草の根BBSの運営者は、自宅にモデムを何十個も買い、電話線もそれだけ契約をして、無料でその施設を提供すると人なので、今考えれば、よっぽどお金に余裕があるのか、趣味には際限なくお金を投資できるひとだったんでしょうね。
本題に戻ってNiftyの終了。始まったのは、1987年ですから、たった20年前に始まったサービスです。
一大ビジネスになったものが、たった20年でサービス停止になるというのは、やはりITの進歩の速さを感じますね。
とはいうものの、AOLがあのような状況になっていることを横目でみると、Niftyが、パソコン通信業者という看板を捨て、インターネットプロバイダに生まれ変わり、いまだに会社が存在するというのはある意味すごいことなんだとおもいます。
ダーウィンの言ったといわれる言葉(『種の起源』の一節)で、
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」というものがあります。まさに、Niftyは”変化でき生き残ったものなんでしょう。
社員の方々の努力・気持ちの切り替えに感服いたします。お疲れ様でした[:拍手:]