カテゴリー別アーカイブ: 気になったニュース

世間を騒がせている高城さんの事務所?

沢尻エリカさんとの離婚の話題が、今芸能ニュースにおけるNo1の座をダントツで守っていますが、その高城さんの会社

フューチャーパイレーツ

ってどんな会社なのかなぁっておもってHP調べてみたら、住所が書いてあったので、Google Streetviewでその場所(東京都渋谷区神宮前5-22-2-201)を調べてみたら、こんなマンションが写ってました。



もっとちゃんとしたオフィスをイメージしていたので、本当にこれかなぁって思いながらもちょっとびっくり(もしかしたら間違いかも。表札みたわけじゃないですから)。
やっぱり、マスコミが言うようにビジネス的にはそれほど成功してないんですかね・・・。

自分がMacの世界にどっぷり浸かっていた頃。ちょうど15年ほどまえは、Mac業界?では神様的な扱いをされていた彼でしたが、今のマスコミでの扱われ方などはちょっと残念です。
たぶんものすごく多彩な才能を持った人だと思うので(もちろん実績もありますしね)、マスコミは叩くだけじゃなくて、その才能を活かせる様な話題でも盛り上げてあげて欲しいなぁ、なんて昔の高城さんのイメージをもっている自分は想います。

それにしもて、こうやってどこに居てもその場所の風景を見れてしまう、Google Street viewってすげーなぁって思った利用方法でした。

弱者連合・・・

iPhoneや、Android等次世代携帯OSで完全に出遅れた日本の製造業。
SymbianやBlackBerryなどの次の世代として出てきたこのようなOSを、日本の企業は作れないものなのだろうか。

国内携帯4社が基幹ソフトの統一で製造コスト削減へ(ロイター)

シャープ、パナソニック、富士通、NECと巨大企業の名前を連ねているものの、これらの会社が”世界的に”新しいことをやってくれそうな”わくわく感”が無い。
あくまでも目的は”コスト削減”のようだ。

でも、そもそも売れなきゃコスト削減なんてのも成り立たないって、わかってるんですよね?。
なんで携帯が売れなくなってきてるかわかってるんですよね?

なぜ、iPhoneが爆発的に売れているのか。
なぜ、驚異的なコストで製品をつくることができているのか。

その理由を、日本のメーカーは徹底的に考えて”日本の製造業”をきちんと復興させるべく世界を引っ張るような製品・サービスを出して欲しいなと切に願います。

日本が再浮上するためには、製造業の浮上無しにしてありえない、ですよね。

順番逆じゃないの???

あれ?っと。

Microsoft、自動トラブルシューティングツール「Fix it Center」β公開(IT media)

なんだかなぁ、っておもった次第。

だってさぁ、技術的にはすごいのかもしんないけどさぁ。
トラブルが自動的にシューティングできるなら、トラブルが起きないようにしとくれ、って思うのは自分だけじゃないはずだ。

こうやって、だんだんOSがfatになっていくのだ。

技術の日産復活

若い人はわからないとおもうけど、昔”日産”といえば技術力が勝負の会社でした。
自分が日産党なのも、昔のこのイメージが強いから、です。

ゴーンさんの経営になってから若干”技術”というキーワードからは縁遠くなってしまった印象でしたが、やっと技術の日産が戻ってきたようなニュースが出ました。

日産が電気自動車「リーフ」予約注文を4月1日開始、補助金適用で実質299万円(日経トレンディネット)

日産はトヨタなどの流れを猿真似せず、ハイブリッド路線に舵を切ることはありませんでした。
#一部フーガなどでハイブリッドは出すようですが。

ハイブリッドはデカイ車では価値があるかもしれませんが、軽量の自動車ではそもそもガソリンだけでも十分燃費を稼げるので、初期コストを踏まえて考えるとトータルでなかなかメリットが出ないのではないか、という判断だったのだではないでしょうか。

私は長い目で見ると、このゴーンさんの戦略は正しい、とおもいます。

コンピュータの世界で起きたホストコンピュータからPCへの変革のようなこと。
大企業しかコンピュータを導入できなかった時代から一人ひとりが持てる時代。さらに、大手のコンピュータメーカしかコンピュータを製造・販売できなかった時代から、街角の小売店ですら独自コンピュータ(ショップブランド)を出せる時代。

おそらく自動車もそうなっていくんでしょう。

日本の自動車メーカーのコア技術であった”エンジン”というものが今後はなくなり、モーターとタイヤとボディ、あとブレーキさえあれば車はできる、っていう時代が目前なんだとおもいます。

そんな時代に備えて先々の戦略を打っていく。
また、それに必要な技術を他社よりも先駆けて開発、そして開発したものはパテントをかけ、真似されることを防御する。

まさに、技術、そしてマーケットを相乗効果として考えた結果が今回の”リーフ発売”なんでしょう。

299万円であれば、正直欲しいな、とおもいました(我が家はマンションのため充電設備の問題がありますが)
あと、バッテリーはリース方式も検討、見たいな話も以前はありましが、今回の299万円にはそれも含まれての価格のようですね。
このあたりも正しい戦略なんだとおもいます(だって、自動車は”保有する喜び”っていう付加価値がありますから)

あとは、これがどのぐらい売れるか、が楽しみです。

4月から受注開始のようなので、4,5月ぐらいの受注の数字はウォッチせねば。

p.s.
日産株ホルダーとしたら、これが売れてくれたら・・(以下略

ちょっとコレ、ひどくね?

あまり特定企業のこととかこのブログでは触れないようにしてるのだけど、これひどくね?

日本IBMが4000億円申告漏れ 連結納税制度乱用か、過去最大規模(ITmedia)

 コンピューター製造販売大手「日本アイ・ビー・エム」(日本IBM、東京都中央区)の企業グループが、東京国税局の税務調査を受け、平成20年12月期までの5年間で、4千億円超の申告漏れを指摘されていたことが18日、分かった。法人税の追徴税額は300億円以上とされ、申告漏れ額は過去最大規模とみられる。日本IBM側は争う意向を示している。

アメリカ本社の株を買って持ち株会社を4000億の赤字決済にし、本体の黒字と相殺して税金ゼロって・・。

徹底抗戦するようなので裁判で黒になるか白になるかは不透明なものの、本社の株を買って赤字決算っていうのがビジネス上必要不可欠な処理だったのかが問われることになるんでしょうかねぇ。
字面だけから記事をみると、税金逃れのために株を買って無理やり赤字決算にしたようにしか見えないのですが・・・。

今後の動向が楽しみなのと、法律的にというよりは同義的どうなんだ、ということを徹底的に解明して欲しいものです。

また倒産ニュース・・・

自分が大好きだった(とはいっても、数回しか行ったこと無いけど)せんば自由軒が潰れちゃった・・

「せんば自由軒」の元経営会社。株式会社自由軒。自己破産申請へ。負債4億5000万円

「大阪」 有名洋食店の「せんば自由軒」を経営していた(株)自由軒(資本金1000万円、大阪市中央区船場中央3-2-8、登記面=大阪市中央区船場中央3-3-9-B203、代表=吉田彰宏氏、従業員20名)は、2月23日に事業を停止した。現在、事後処理を德井義幸弁護士(大阪市北区西天満 3-14-16、電話06-6365-1132)に一任し、4月をメドに自己破産を申請する見込み。

さらに生まれ故郷から近い白樺湖のほとりにあった美術館等の運営会社も潰れちゃった・・

観光施設運営。蓼科観光開発株式会社。破産手続き開始決定受ける。負債111億2200万円

「長野」 蓼科観光開発(株)(資本金8500万円、北佐久郡立科町芦田2530-1、代表鷹野三忠氏ほか1名)は、債権者から破産を申し立てられていたが、2月23日に長野地裁佐久支部より破産手続き開始決定を受けた。

せんば自由軒は、店舗拡大の借り入れが大きすぎて回らなくなったらしい。
本当に拡大をしなきゃいけないビジネスだったのか。名物であれば、ラーメンの名店のようにこじんまりとやってもよかったのではないか。
つぶしちゃうぐらいだったら後者のほうがよかったんじゃないですかね。
あのカレーが食べられなくなるのは、ちょっと残念です。

蓼科観光は、白樺湖近辺でホテルと美術館を運営。
もともとは別荘等の分譲や管理の会社だったのに、多角化して「蓼科アミューズメント水族館」、「蓼科テディベア美術館」、「蓼科世界工芸館」をオープンしたものの客足も伸びずに負債を減らせなかったらしい。
別荘の運営だけをやっていれば継続的なビジネスになっていただろうけど、キャッシュがあるからってホテル運営に乗り出したり、博物館作ったりってところがいけてない。
餅は餅屋。素人がアミューズメントに出て行くのは危ないって見本のような事例ですね。
#北九州のスペースワールドも、岡山のチボリ公園も同じ末路・・。

「せんば自由軒」も「蓼科観光開発」も、いきなり事業拡大をしようとした、ということが敗因になってます。

今の経済成長率が低く、人口も減っているような状況を踏まえた経営が求められているんでしょうね。

ふるさときゃらばん・・・

こう見えて、高校の頃合唱部にはっていて、そこで自作のミュージカルを学園祭で公演していたりした。
そんなこともあって、地元(田舎)で公演のある演劇やミュージカルは見に行ったのだけど、その中でも、ふるさときゃらばんのミュージカルはとても印象深かった。
社会問題をわかりやすく説明してくれて、勉強にもなったし、演劇として学ぶところも多かった。
そんな良い思いでしかない劇団が、なんと倒産してしまったようです・・。
大型倒産ニュース:ふるさときゃらばんなど2社(帝国データバンク)
なんか、ここ最近は地方公共団体などからのスポンサーフィーで食べてたみたいですね。
世の中に対してある意味ニュートラルで居てほしかった劇団だけに、”色”に染まっていた、というのは残念ですし、そんな姿がポリシーが無い様に見えてだんだんと濃い応援者(ファン)が減っていったんでしょうね。
ふるさときゃらばん(wiki)
それにしても、劇団を運営するってやっぱり難しいんですね。

っていうか、やったね!

技術革新に反対勢力?になりそうで心配していたWinny開発者の裁判。
大阪高裁では、逆転無罪になったようです!。すげー。

「ウィニー」開発者に逆転無罪 大阪高裁
10月8日(木) 10時09分配信 朝日新聞
 インターネットで映像や音楽を交換するソフト「ウィニー」を開発し、著作権法違反幇助(ほうじょ)の罪に問われ、無罪を主張している元東京大大学院助手、金子勇被告(39)の控訴審で、大阪高裁(小倉正三裁判長)は8日、罰金150万円とした一審・京都地裁判決(06年12月)を破棄し、逆転無罪判決を言い渡した。 懲役1年を求刑した検察側は「刑が軽すぎる」として、被告・弁護側は無罪を主張してそれぞれ控訴していた。 一審判決は、金子元助手について「著作権侵害を認識していたが、その状態をことさら生じさせることは企図せず利益も得ていない」として罰金刑を選択していた。 金子元助手は02年5月、自ら開発したウィニーをインターネット上で公開。03年9月、松山市の無職少年(当時19)ら2人=著作権法違反の罪で有罪確定=がウィニーでゲームソフトや映画をダウンロードし、不特定多数へ送信できるようにした行為を手助けしたとして、起訴された。

もし万が一これが犯罪になるのなら、ナイフやピストルを作っている人たちは、皆「殺人幇助財」だよね。
道具をどう使うかなんて使う側の責任なんだから。
まして、P2Pのような新しい技術開発開発をした人が法律が曖昧なためにつかまっちゃうようでは、危なくて技術開発なんてできなくなっちゃうよね。
やっとまともな判決をしてくれる裁判官が出てきてくれたことをうれしく思いますが、彼を捕まえた京都府警、有罪判決を出した京都地裁は何を考えているのか、小一時間問い詰めたい気分です。

八ツ場ダム推進を決議

八ツ場ダム推進を決議(jiji)
いやぁ。盛り上がってますねぇ。
前原さんといえば、永田問題のときの党首。マスコミへの情報発信の仕方がなんでこんなに下手なんでしょう。
いきなり「マニュフェストに書いてあるから」って理由だけで、「原則中止を変えるつもりは無い!」なんて発言をしたあとに、現地に乗り込んだところで現地の人に総スカンになるのははじめからわかっていたでしょ?。
地元の人たちをナメナイほうがよいよ。地元民は、被害者。彼らも率先してダムを作ってくれ、なんて頼んでいない。けど、国の利益という目的で説得されなくなく自分たちの生まれた場所から離れる決意をした人たちなんだから。
もちろん、地元のかたがかわいそう、という理由だけで続行を決めるほどの問題ではないとは思うが、まずは”人”としての最低限の対応が必要だと思う。
さらに、「八ツ場ダムをやめる」なんてことはマニュフェストに書いてあるかもしれないけど、これが国民の総意だなんて思わないほうがよい。
だって、国民はやめた場合のメリット/デメリット、続行した場合のメリット/デメリット、それぞれを総合的に考えて、中止をすることが正しいのだ、という本来あるべき必要な議論の結果を聞いていないのだから。
前原さん、現地に行って何を感じたのか。
人として、地元民の苦悩の歴史を知っているのか。学んだのか。
その上で、きちんと”ロジック”を持って、判断をしているのか。
民主党がすべきことは、結論有りきの政治をぶっ壊す(前与党が決めたことを中止する)、ことではなく、議論をオープンにし、その結果を国民に正しくフィードバックし決議の合理性を証明する、ということではないでしょうか。
八ツ場ダム周辺は自然豊かな場所なので、個人的にはこれが壊されることに残念な気持ちを感じますが、その自分にしても今回の前原さんの動き方(決め方)には違和感を感じざるをえませんね。

びっくり

CSKホールディングス、産業再生法の適用認定を受ける–ITサービスに集中(ZDNet)
だって。
自分が社会人1年生のときにお世話になった会社(正しくは親会社だけど)。
当時は、大川功というカリスマ経営者が居たのでイケイケでしたが、バブルがはじけ、当時大きく利益を上げていたセガが傾いてきて、さらに大川氏が亡くなってからは噂すら耳にすることが無かったですが、こんな事態になっているとは思いもしませんでした。
当時(平成元年ぐらいでしょうか)、売り上げ一兆円を目指す!というのが大川さんの夢だったわけですが、前期連結売り上げも206,099百万円 と夢の数字ははるかかなただったのですね。
稼ぎ頭だった金融ビジネスも傾き足を引っ張るようになり、それが原因で今回の件になったようですが、時代の波(特に変化の激しいIT業界がゆえに)に乗れないと怖いことになりますね。
#前期の利益が-123,066百万円と、ものすごい赤字決算になってたんですね…。
私は大川さんに、大川語録を通じて沢山のことを教えてもらいました。
そんな会社が傾いていることに本当にびっくりしたのと同時に、大川さんのようなカリスマが再び登場しないと再浮上は難しいのかなぁ、なんて思ったりもします。