タグ別アーカイブ: 野辺山ウルトラ

【野辺山ウルトラ】90km~ゴール(Lap:1:31:43)

登りが・・。

キツイ・・・。

87kmのエイドからゴールまでの標高差100mぐらい。
普段だったら、なんとか走れる坂も、流石に90km走って(歩いて)来た足には過酷です。

ほぼ全員が歩いてます。でも、いいんです。たぶんゴールできるから♪。
そんな気持ちからか、歩いていても気持ちはだいぶ軽い感じ。

ながーい直線の坂道が、最後の5km通過直前を知らせます。
まるで北海道のような景色。でも、すげ~~前まで人が見えると、ちょっと気持ちが折れそうになります。でも、大丈夫。たぶんゴールできるから♪。

95kmの看板を過ぎると、残り1kmずつカウントだうんが始まります。いよいよ、です。

残り4km。最後の最後の大坂がまってます。でも、大丈夫。たぶんゴールできるから♪

残り3km。ゴールに近いところを一旦逆方向に曲がるところ。ゴールからの声援がここまで聞こえてきます。

残り2km。向こう側に折り返した人たちが見えます。向こうに折り返し地点も見えます。

残り1km。声援がピーク。直前に踏み切りがありますが、「小海線、今は来ないで!」って強く願いながら、小海線の踏切を渡ります。

このあたりでの応援が一番嬉しかった。

「おつかれさま!!」
「よくがんばった!!」

という声も嬉しかったですが、それ以上に

「お帰りなさい!!」

っていう声援が一番うれしかった。100km。野辺山周辺をグルッと廻って帰ってきたんだなぁ、って実感できて。このときは流石に涙腺を押さえることが出来ませんでした。
さらに、うれしかったのが、

「SRCがんばれ!」

って。たぶん、緑色のSRCのTシャツを着ていたからだとおもいますが、どなたかは存じ上げませんでしたが、うれしかったです。

直線コースを左折。スタートをした地点を通り過ぎ、ゴールどこ???って思いながらも、最後の力を振り絞って足を進めます。一人ひとりの応援が本当にうれしい。

左折すると直ぐにゴールゲート。仲間が待っていてくれました。

”絆”タオルを受け取りゴールゲートをくぐります!!。

やった!!!!。

途中では無理・不可能、とおもっていたゴールを、なんとか制限時間前にクリアすることができました。本当にうれしい!!。この感動は言葉にできない。
この瞬間はキツかった思い出しかなかったですが、なんとか走りきった自分をほめてあげたい気持ちでした。

ちなみに、ゴールタイムは、

ネット:13:42:14
グロス:13:45:19

目標は、ギリギリのゴールだったので、それよりも20分ぐらい前倒し。
まさに、コーラを飲ませてくれたあのおじさんの予言のとおり。恐るべし。

この後、トン汁と蕎麦をいただいていたら、後ろから声をかけられました。SRCのK夫妻でした。Kさんですらかなりキツイコースだったらしいので、自分が走れたのは本当に奇跡だなぁ、なんて思いに浸ってゆっくり椅子に座って旅の疲れを癒していました。

どうも、もう一人のSRC戦士Aさんも無事にゴールされたようですが、このときは自分は半分気を失っている(というか、何も考えられないようなボーっとした気分)だったので、ゴールの瞬間を見ることが出来ずにすみません・・・。
その後もお会いできませんでしたが、SRC戦士4人ともゴールをできた、と後のblogや掲示板で知ったときは、本当に嬉しかったです。

さて、つらつらと10kmごとの記録をまとめてみたりしました。来年の参考にしようかな、と自分用に書いたので読みにくい記事かもしれませんが、どなたかが

「自分もチャレンジしてみよう」

とおもったときの参考になれば幸いです。

あとで、総集編のまとめと番外編をまとめたいとおもいますが、それは後日。
今日は眠いのです・・・

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【野辺山ウルトラ】80km~90km(Lap:1:18:34)

「走りきらないと間に合わないよ」

あの言葉が、どんどんと大きくなってきます。

なぜか、足は終わっているはずなのに、きちんと走れます。
コレだけ走った後にしては、かなりハイペース。

81km 0:07:35
82km 0:06:39
83km 0:06:23
84km 0:06:36
85km 0:06:36

坂を折りきるまでの約5kmの区間。6分30秒ペース。普段のフルマラソンの後半でも出ないようなペース。さすがに下りです。重力に身をゆだね、足でブレーキをかけないように気をつけながら、テクテク走りを進めます。

結構人抜きました。でも、抜くときに気持ちいい、というよりは、「がんばれ!。一緒にがんばろう!」って言う気持ちで追い抜きました。
着いて来い、と。着いてこないとゴールギリギリだぞ、と。

85kmの看板が見え、ほぼ急坂が終わったことが分かります。
これからは、川沿いに、87kmのエイドまで緩やかな下り。踏ん張りどころです。
くだりで足を使ってしまったので走れないかとおもいきや、走る足になっているからか、結構なペース(7分/km)ぐらいでちゃんと走れます。歩きません。
歩かなくて走れるのがなんて嬉しいんでしょう。

87kmのエイドに到着の少し前。

「絆」のタオルを大きく掲げていた人が居ます。はい、42kmで残念ながらリタイアした同僚が、こんなところで応援してくれています。

嬉しい。超うれしい。やっぱり応援で力をもらえますね。
87kmのエイドでは最後の食事。うどんが食べられるので、いただきました。でも、胃が受け付けないのか、全部は食べれなかったので、ちょっと残しちゃいました。

同僚が気を利かせてコーラを買ってきてくれました。それも、離れた自販機までダッシュして。
コーラが嬉しい以上に、気を利かせてくれた同僚の気持ちがうれしい。
有りがたくコーラをいただき、87kmの関門を過ぎいよいよゴールに向けてラストスパート。

この関門が、17:30。通過が16:40。まだ貯金が、50分あります。
13kmを2時間ちょっと。

行ける。

不安が確信に変わった瞬間でした。

大きな声援を背に、再スタート。道が分からず一瞬コースを見失いますが、係員の人に呼んで貰い、コースに戻ります。

90kmまでは平坦なコース。まだ足は残ってます。というより、復活してます。50km地点で無くなったとおもっていた足は、あのときよりも走れる感じです。

ですが、90km地点を境にゴールまで続く上り坂があることは、昨日の下見で分かっていたので、厳しい戦い前に向けて気合を入れなおして、のぼりに向けた道を左折。

90kmのゲートを過ぎ、いよいよ残り10km。京都で練習している距離を残すだけになりました。絶対ゴール行ける。そんな気持ちでした。

通過が約17時。あと、2時間で、10km。絶対に行ける、と確信してました。
あの上り坂を見るまでは・・・。

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【野辺山ウルトラ】70km~80km(Lap:1:51:56)

さて、70kmを過ぎると、71km地点の滝見の湯のエイド。

ここは、71kmコースの人のゴールも兼ねているので、巨大なゲートをくぐってのエイド入りに入ります。

このエイドに入るまえ。家族から連絡があり、このエイドでまっていてくれるってことだったので、コーラを買っておいて貰うように頼んでありました。
無事家族の応援に落ち合うこともでき、有りがたくコーラも貰います。ふぅ生き返る。

このエイドでは蕎麦もあったので、いただきます。手打ちの蕎麦ほどじゃないですが、十分おいしかったです。

71kmのゴールで走り終えた人がうらやましい・・。でも、自分で100kmチャレンジするって決めたんだから最後まで!と気合を入れなおします。家族には、「ちょっと時間的に無理かも・・」なんて弱気なことは言いましたが、本音はたとえリタイアになっても、自分から降りることだけはしないで最後まで走りきろう!と思ってました。

このエイド。TVカメラがたくさん。我が家も子供と遊んでる風景を沢山撮られました。
ちょっとカメラ意識しちゃった(笑)。どこかのTVで流れたかなぁ。

このエイドで5分休憩。

そして、いよいよ野辺山ウルトラの一番過酷な馬越峠を目指します。
途中桜も綺麗にさいてます。標高が高いことがわかります。

馬越峠がキツイという噂以前に、それまでの坂も十分に急坂・・・。
全く走れません。周り人たちも皆歩いてます。
一度下見をしているので、後どれくらいで峠に入るかは分かっていたので、ゆっくり、でも確実に歩みを止めません。

で、やっとこさ峠入り口に。

ちょっと涙腺にウルウル来るぐらい感動しましたが、泣いている場合じゃありません。

峠に入ってからは、先ほどの先人の教えにしたがい歩きに徹することに。
#っていっても、先ほどまでも十分歩きだったわけですが・・。

全員が歩き。

でも、一人も休んでいません。あきらめていません。歩きといっても普通の歩きよりはだいぶ早いペース。

途中景色が開けると、今まで登ってきた風景を一望できます。

はるかかなたから、まさに「思えば遠くへ来たもんだぁ♪」なんて思いながら、しばし景色に見とれたり。

途中では公設エイドの間に私設エイドが。車でジュース等を持ってきてくれている方がいて、超ありがたかった。本当に。飲み物以上に気持ちが。こんなに山の中まで、応援に切れくれるだけでも有り難いのに、飲み物まで振舞ってくれるなんて。
有りがたくコーラを一杯いただき、山頂を目指します。

はるかかなた前方に山頂のコースが見えます。人が見えますが米粒みたい。
まだまだ長いなぁなんておもっていたところで後ろから

「やっと追いつきました!」

と同僚が。この同僚、学生のころ、箱根駅伝の5区の補欠。そう、プロです。
とっくに先に入っているかと思いきや、なんと42kmの温泉に30分も浸かっていたそうです。なので、偶々自分が先に来てましたが、実力は彼のほうが圧倒的に上。

ペースをあわせてくれ山頂までは二人でトボトボと。

気持ちが折れそうな坂だったので、ここで一緒に上がれたのは本当に嬉しかったし良かったかも。そして待ちに待った、山頂79kmのエイド&関門です。
馬越峠を越えた感動は、今までどの山を越えた(登頂した)感動よりも大きかったです。
そう、それは富士山登頂よりも。

エイドの向こう側に、川上村の景色が一望できます。
ここを今度は一気にくだらなきゃいけないのか・・・とちょっと心配になりながら、しっかりストレッチして、歩みを進めます。
同僚は、下りを走るのは足を壊しそうだからダメってことで、自分だけ先に行かせてもらうことに。

79kmのエイドを過ぎると、直ぐに79kmの看板があります。ここは関門も兼ねているので、関門の時間「16時40分」も重々しくもしっかりと書かれています。

自分は、この時点で15時27分ぐらい。
制限時間に対しては、大体1時間ぐらい貯金ができてます。

自分の目標としては、この馬越峠を越える段階で1時間の貯金があれば、なんとか最後まで行けるかも、って思ってたのです。
コーラをくれたあのおじさんの言うとおりであれば、これから87kmのエイドまで一気に下れれば、なんとかゴールは間に合う。

はるかかなたに、川上村の部落が見えます。あそこまで一気にか・・って怖さもありましたが、比較的下りは自分の得意分野。浅間山登山マラソンでも、一気に駆け下りて気持ちよかった思い出があるので、そのときの気持ちを思い出しながらペースを上げました。

そして、直ぐに80kmの看板を過ぎます。あと、たった20km。

もう、100kmのうちの4/5を走り終えた自信で、自分を勇気付けながら。

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【野辺山ウルトラ】60km~70km(Lap:1:28:39)

60kmの地点を過ぎても直ぐに上り坂。
ずっと下りだとおもっていたのは、気持ちだけで下り坂を通過していたことすら覚えてません。

みんな歩きに入ってます。中には走っている人も居ますが少数になってきてます。

折り返しの登りで見かけた暖かいお茶を振舞ってくれていた私設エイドで、お茶をいただき気合を入れなおしにかかりますが、かなり気合も打ち止め状態。

北相木と南相木の分岐点にやっと到着。

「やっと戻ってきた・・・この10km長かった・・」

なんて考えながら南相木への道に入ります。

この区間。本当に登りがだんだんときつくなってきます。昨日車で下見をしているので、大体分かっていたはずなのですが、それでも足にズシンと重さが。

南相木方面に入ってからは、ほぼ歩いてしまっていました。

そんな中、嬉しい出会い。

途中でコーラが飲みたくなって自販機をさがしていたところ、右前方に自販機が。
でも、同じことを考えている人が多いのか、自販機に列が出来てます。さらに、一本勝手も飲みきれないんじゃないか、という気持ちもあって結局コーラを買うのは見送ったんです。

その自販機を見送って100mぐらい。

突然後方から

「すみません。飲み口ですがコーラ飲みます?」

という声が。神は見放さなかった・・・と本当に嬉しかった。二口だけ有りがたくいただき、お返ししました。
その方とお話をさせていただいたのですが、その方は何回も出られている方のようで、

「たぶん今ここに居るなら、このペースなら30分前。悪くても10分前にはゴールできるよ。だけど、馬越峠の登りは全部歩いていいから下りは全部走らないとダメだよ」

という有り難い経験者の言葉をいただきました。
この段階で100%完走は無理だと決め込んでいた自分にとっては、タナボタの気分。
そうか、馬越峠さえ下れればなんとかゴールできるのか!。

気合が入りなおします。一気にやる気がよみがえってきます。足はガクガクですが。
でも、フラットなコースになったところやくだりはきちんと走れます。
足はまだ完全には終わっていないようです。

右に湖が見えますが、何の湖かは分かりません・・・。
#下調べ不足。

なんとかかんとか、70km地点の看板までやってこれました。この70km地点も偉い急坂でしたが・・。

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【野辺山ウルトラ】50km~60km(Lap:1:38:07)

50km到着。

着いたら行列ができてます(でも、7人ぐらい)。ちょっと早めに到着できたからか、予想よりは手打ち蕎麦行列少ないです。よかったよかった。

ということで、お蕎麦をいただきます。

エイドの方々が、きびきびとした動きで蕎麦を分けてくれます。
一人分がちょっと少ない?なんて思いながら(贅沢)、手打ち蕎麦を振舞ってくれる地元の人の応援に感謝しながら、ありがたく一杯の蕎麦をいただきます。
(スタート前に”一人一杯”と念押しされていたので、ルールを守って一杯だけ、ね)

この蕎麦。本気に旨い!。蕎麦にうるさい信州人の自分から見ても相当な味でっせ。

ここで同僚たちのメールを確認。皆がんばってます。多くのメンバーが無事42km地点を通過していることが分かりました。
この嬉しい知らせで元気が沸いてきました。
実は、50kmで相当満足しちゃってた自分も居たりいなかったり。さらに足はかなり限界です。これから、あと50kmを走れる気なんて全く有りません。

でもね。同僚もがんばってる。だから自分もがんばらねば!ってことで、スタートを切ることにしました。

えぇ、もちろんスタートといっても最初は歩きです。ストレッチしたら足がバキバキ。

ほとんど歩き。1kmを8分台でのペース。通常のはや歩きペースですね。でも、完全な歩きにはなってない。だから気持ちは切れてない。負けん気だけでなんとかかんとか足を進めます。

途中の55km看板。一応写真はとったもののあまり気に止まりません。
既に気持ちは、次の59kmの北相木村のエイドに向かってます。

55kmを過ぎ北相木のエイドまでの間。

この間が結構な上り坂。急坂ではないものの、ダラダラと・・。さらに、59km地点のエイドを頂点に折り返しのコースになっているので、気持ち的にもちょっと↓。
#折り返してくるランナーがうらやましいことうらやましいこと。

ここはやさしい私設エイドも多かった区間。
老夫婦のやってくれていたエイド(氷の入ったお水、超おいしかったです!)
子供がやってくれていたエイド(スポーツドリンクおいしかったです!)
暖かいお茶を振舞ってくれたエイド(お茶が胃にやさしかったです!)※折り返しのときにいただきました。

道路の反対側に60kmの看板が見えました。ってことは、後数キロで折り返しがあるってこと、ってことで気合が入ります。でもなかなか折り返しが見えない。どう考えてももう直ぐじゃん?ってことで、悩みながら進んだら答えが分かりました。北相木村のエイドは道を右に外れたところにあったのです。そりゃ道から見えないわけだ・・。

道を右折&下にくだり、比較的大きなエイドに到着。おにぎりを貰い、飲み物もタップリのみ休息。ここで休めば、北相木と南相木の分岐までは、ほぼ下り。
子供プールに入っている水を両手両足にかけ、気合を入れなおしスタート!。

ちょっと走って先ほど見た60km地点に到着!。

到着した瞬間、走れなくなり歩きになっちゃいました・・。
この時点で7:18:56ぐらい。だいぶ貯金もへっちゃった、かな。

実は、ここでかなり気持ち的にはあきらめてました。
足は重いし前に進まないし・・。走っても直ぐに歩いちゃう。制限時間の半分は当に過ぎてます。この時点で70km地点ぐらいだったらもっと気合が違ったんでしょうが、まだ60km。
残り40kmもあるとおもうと、とても間に合う気がしなかったのです・・。

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【野辺山ウルトラ】40km~50km(Lap:1:12:54)

やっと、42kmのエイド八峰(ヤッホー)の湯に着きました。

この時点の目標タイムは、5時間。時計の時間をみていただいて分かると思いますが、4時間40分ぐらいで到着できました。予定よりも20分も前倒し。かなりの貯金ができています。ちょっと自分がスゲーなんて思いながら・・。

でもね、このエイドは、42.195kmのコースの人のゴールも兼ねているので、走り終わってゆっくりしている人と、これからもまだまだ長い戦いがまっている人が混ざってるのね。
ちょっと貯金ができたので、42km地点に送っておいた飲み物や栄養ドリンク系のものを食べたり飲んだりして休んでたのですが、横に居る人は42kmを走りきって満足げ。
お疲れ様!と思うと同時に、うらやましいなぁ、なんて思ったり思わなかったり。

なんて思ってても仕方ないので走り始めることに。
エイドの食料がどこにあるかよくわからなかったので、42kmコースのゴールにあったエイドで粉?の栄養剤とドリンクをタップリ&オレンジでさっぱりでGo!.

このエイドのおばさんに

「ここのコース本当にきついっすね!」

って話をしてたら、横に居たおばさんが

「最後にもう1つきついのがあるのよねぇ。脅かすわけじゃないけどね(笑)」

って、しっかり脅かされながらのスタート。”わかってらい!”と思いながらも、エイドの人との会話を楽しんで。

このエイドを過ぎたら、直ぐに道路上に71kmコース以上の人ようのエイドもありました。
それを過ぎたら直ぐに42.195kmの看板。


#なんか写真がぼやけてますが、30km地点ぐらいのエイドで飴を手に出したときに飴の成分がレンズについちゃったみたい・・。

あまり意味はないんでしょうけど、主催者の思惑としては、、

「ここからが、ウルトラマラソンでっせ!」

という合図なのかな、と。

それを過ぎいよいよ!ということで気合も入れなおし。

松原湖方面に下りますが、景色が最高。ゆっくり形式を見ながら休んでみたかったのですが、今日はそんな余裕は微塵もありません。

途中で45kmの看板を過ぎますが、そろそろ足が限界になってきていることを感じます。
フルマラソン以上の距離を走るのは今日がはじめて。
その気持ちが、体にも来ているのかもしれません。
やっぱりマラソンは気持ちが大事なんですね・・・。

この後、松原湖を過ぎ大きな国道の信号を渡ります。最初の信号、かな。
ウルトラマラソンは、途中での信号は原則守らなければいけません。
国道前のエイドでコーラがありました!。ありがたくコーラで体力復活!。
さらに、

「ブドウはこのエイドしかありませんよ!」

とミーハーの自分向きの呼び声に引かれてブドウを2粒。旨い!。
このエイドの女性。なれた方なのか

「信号が赤なのでゆっくりやすでってね」
「そろそろ信号が変わりますよ」

って信号にあわせてエイドでの休憩の指示をしてくれます。これもありがたい。
二回ぐらい信号をやり過ごして体力復活させて、三度目の青信号でスタート。

次に目指すは50kmのエイド。ここは、名物の手打ち蕎麦があります。
絶対に目指したいエイド。

でも、足が本格的に終わりかけてます。ペースが出ません。くだり基調なのに、7分/km~8分/kmぐらいのペースしかでずに、ガンガンと後ろから抜かれます。
抜かれても抜かれても抜き返す力も追いつく力もありません。なんとか50kmまでたどり着いてその先はあとで考えようと。結構気持ちは後ろ向きに・・。

そんななか、突然目の前に広がった桜草。

花々をみて、なんだか元気が復活したような気が。
ここがちょうど二つ目の信号機。
ここでは、生憎?信号機に引っかかることも無く歩き続けます。

そして、なんとかかんとか、未知の世界に入ってからの最初の目的地であった50kmのエイド&中間地点にたどり着いたのです。

この時点で、5:40:49
50km時点で6時間(貯金1時間)だったらいいなぁっておもってたので、目標よりも20分貯金。42km地点での貯金とほぼ同じ時間をなんとかんとかキープしたまま半分までたどりつけました。

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【野辺山ウルトラ】30km~40km(Lap:1:12:47)

30kmは、完全に登り基調。
このあたりで野辺山キツイなぁ、って思い始めてます。

そろそろ歩こうかなぁ、なんて考えながらも、ここで歩いたらずっと歩いちゃうぞ!と自分に気合を入れながら何とか足を進めました。

ダラダラと登りでヒーヒーいいながら坂を登ったとろろで右側に建物が見えました。
徐々に応援の人も増えてます。

やっと、稲子湯に着いたようです。

ちょうとここが35km地点。

ここのエイドの名物は、”お汁粉”。でもね、事前のリサーチ不足で、ここでお汁粉を食べられるのを知らず、エイドの入り口にあった”コーラ”に飛びついてしまいました。このコーラが旨い!。このコーラがあったから、稲子湯からの登りを登れたんじゃないか、と思います。

お腹はそれほどすいてなかったものの、しっかり食べるのが野辺山の掟っていわれてきたので、無理やりおにぎりを飲み込み3分ほど休んで足を進めました。
ここで初めてのストレッチ。今までフルマラソンには何回か出ましたが一度もストレッチを途中でしたことはありません。筋肉がバキバキ言いましたが、なんかいか屈伸をして足の筋肉が楽になったので、上り坂を目指します。
でも、ここからの登りは休憩した後の足にはきつすぎます。

ゆっくり歩きながらのスタート。

登りで歩き。ちょっと平らになったら走る。を繰り返しながら37kmぐらい前半戦のピーク、50kmの小海町に向けての本格的な登りの最後にやっとたどり着きました。

ここからは、一気に下り坂に入ります。でも、足がそろそろ疲れて・・・。

だって、フルマラソンに近い距離を、あれほどの上り坂を経てるんですもの。
結構自分のなかでは自分をほめてあげるぐらいのペースでここまでこれていたので、あまり焦らず42km地点の八峰(ヤッホー)の湯を目指すことにしました。

足がしっかり残っていたら、超気持ちいい下り坂だったとおもいますが、足の力がそろろそ限界に感じるころの下り坂なので、「足よ攣らないで」とだけ、祈りながら・・・

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【野辺山ウルトラ】20km~30km(Lap:1:03:07)

20キロから30キロの10km区間は、多くが下り基調。

途中初めてエイドで果物系いただきました!。
ちょっと疲れ始めているのか、スポーツドリンクも旨い!。

それまで登りでペースが作れないなか、くだりはどうしてもペースが上がってしまいます。
でも、まだ1/3も走っていないのですから、ここでペースを上げて筋肉使っちゃうと後で走れなくなるのは明らかなので、抑え目のペースで下りました。
#とはいうものの、24km~25kmあたりは、0:04:58なんてペースなので、オーバーペースですね。

28kmぐらいまでくだり。それからは登りに入ります。

調子よく下ってきた後の登りは気持ち的にもキツイ・・。
歩かない程度のペースで登りました。
#ここで歩いちゃうと、後ずっと歩いちゃいそうだったので。

そんなこんなで30kmまで、ほぼ予定通りのタイム(予定よりはちょっと早め?でたどり着きました。

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【野辺山ウルトラ】10km~20km(Lap:1:10:13)

20km地点そばが、野辺山ウルトラの最高地点。1908m。

実はここまで600mぐらいの標高差を登ってくるのが大きな試練だとおもっていたのですが、案外かなりあっさりと上りきっちゃいました。
あまり苦労はせずに。意外とすんなり。最初の10キロのラップとあまり変わらないペースで上がってこれてしまいました。嬉しい誤算。

最高地点についたらもっと感動するかなぁ、なんておもってたのですが、そんな感じだったので「あれ?」って感じ。
#ここで快調だったが後でペースアップしすぎた原因になったりするわけですが・・。

徐々に霧が晴れてきて山々が切れいにみえます。

細い山道を走りながら山々の神々しい景気を堪能し、カッコウや鶯の鳴く声でリフレッシュ。
まさに、トレイルランってこんな感じなんだろうなぁ、っていうのを体感。

軽い足取りで山道を進むのは本当に気持ちよかった~。

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【野辺山ウルトラ】スタート~10km(Lap:1:01:48)

今回は、”平地6分。前半の坂6:30。上り坂は無理しない程度のペース”、って決めてました。
10kmまでは霧の中。景色が全く見えません。本当だったら野辺山が朝焼けで綺麗にみえたはずだったのですが、残念。

スタートを切りまず右折。商店街を抜けJR小海線の線路を渡ってパラボラアンテナ方面に。

GARMNIでペースを図りながら進みます。ペースはちょうど6分ぐらい。でも、体は超楽。普段のフルマラソンやハーフでは、最初4分半から5分ぐらいのペースなので、かなり楽。フォームは走るというよりも競歩に近い感じで、体の上下動を抑えて体力温存形で。

途中JR最高地点。どこかで見たことがある人だなぁ、って見てたら坂本さん。
この厳しいコースを設計した人。
ミーハーな自分は坂本さんとも固い握手。

その先には山梨学院のチアリーダー。若いエネルギーを貰って更に元気↑↑↑。
でも、ペースは崩さないように細心の注意。

平地を過ぎるのが7km地点ぐらい。ここからが徐々に坂が厳しくなってきます。

9km地点ぐらいまでは、緩やかな坂。道路も舗装されているので、それほど坂が苦になりません。
ペースは6:30ぐらい。いい感じ。まだまだ体は全くきつくありません。
10km地点の看板が見えました。足場が悪くなってきたこともあり若干ペースが落ちましたが、10km走った後とは思えないほど体が軽かったので、この時点では楽しくてしかたがありませんでした。

この時点でもまだ霧は晴れてません。本当は富士山が綺麗に見えるはずだったのですが、残念。自然には逆らえませんね。

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