また倒産ニュース・・・

自分が大好きだった(とはいっても、数回しか行ったこと無いけど)せんば自由軒が潰れちゃった・・

「せんば自由軒」の元経営会社。株式会社自由軒。自己破産申請へ。負債4億5000万円

「大阪」 有名洋食店の「せんば自由軒」を経営していた(株)自由軒(資本金1000万円、大阪市中央区船場中央3-2-8、登記面=大阪市中央区船場中央3-3-9-B203、代表=吉田彰宏氏、従業員20名)は、2月23日に事業を停止した。現在、事後処理を德井義幸弁護士(大阪市北区西天満 3-14-16、電話06-6365-1132)に一任し、4月をメドに自己破産を申請する見込み。

さらに生まれ故郷から近い白樺湖のほとりにあった美術館等の運営会社も潰れちゃった・・

観光施設運営。蓼科観光開発株式会社。破産手続き開始決定受ける。負債111億2200万円

「長野」 蓼科観光開発(株)(資本金8500万円、北佐久郡立科町芦田2530-1、代表鷹野三忠氏ほか1名)は、債権者から破産を申し立てられていたが、2月23日に長野地裁佐久支部より破産手続き開始決定を受けた。

せんば自由軒は、店舗拡大の借り入れが大きすぎて回らなくなったらしい。
本当に拡大をしなきゃいけないビジネスだったのか。名物であれば、ラーメンの名店のようにこじんまりとやってもよかったのではないか。
つぶしちゃうぐらいだったら後者のほうがよかったんじゃないですかね。
あのカレーが食べられなくなるのは、ちょっと残念です。

蓼科観光は、白樺湖近辺でホテルと美術館を運営。
もともとは別荘等の分譲や管理の会社だったのに、多角化して「蓼科アミューズメント水族館」、「蓼科テディベア美術館」、「蓼科世界工芸館」をオープンしたものの客足も伸びずに負債を減らせなかったらしい。
別荘の運営だけをやっていれば継続的なビジネスになっていただろうけど、キャッシュがあるからってホテル運営に乗り出したり、博物館作ったりってところがいけてない。
餅は餅屋。素人がアミューズメントに出て行くのは危ないって見本のような事例ですね。
#北九州のスペースワールドも、岡山のチボリ公園も同じ末路・・。

「せんば自由軒」も「蓼科観光開発」も、いきなり事業拡大をしようとした、ということが敗因になってます。

今の経済成長率が低く、人口も減っているような状況を踏まえた経営が求められているんでしょうね。