見沼代用水をサイクリング

この土曜日。
来月のビックイベントに備えるために、自転車練習をせねば!ということで、会社の同僚と、軽井沢→さいたま(※aplslabのコースとは逆コース)の超ダウンヒルサイクリングを決行しようとおもっていたのですが、さすが梅雨の時期。前日の天気予報が降水確率90%を指していたので中止に。
ところがどっこい(古い?)、朝になってみたら曇り空ではあるものの、雨が降る気配などありません。
さらに、午後になると青空も見えてくる始末…。
この段階で天気予報を改めてみると、
「夕方に、雨が降る”かも”しれません」
に変わってるじゃありませんか!。
超ダウンヒルサイクリングできたじゃん!、と愚痴を言っても始まらないので、近所の見沼代用水のサイクリングロードを走ってみることにしました。
見沼代用水とは、wikipediaによると、

見沼代用水(みぬまだいようすい)は、江戸時代の1728年(享保13年)に幕府の役人であった井沢弥惣兵衛為永が新田開発のために、武蔵国に普請した灌漑農業用水のことである。名前の通り、灌漑用溜池であった見沼溜井の代替用水路であった。流路は、現在の埼玉県行田市付近の利根川より取水され、東縁代用水路は東京都足立区、西縁代用水路は埼玉県さいたま市南区に至る。

ということで、行田からさいたま市南区までの超長い用水路です。さいたま市南区(家の近所)では、通船堀を経由して、芝川につながっており、ここから芝川のサイクリングロードをいくと、荒川までいくことができます。
まとめると、行田の利根川から荒川までの超ロングなサイクリングロードが併設されている用水路、それが見沼代用水なんです。
ちなみに、利根川からさいたま南区(グリーンセンター)までの距離は55キロ、と足を鍛えるためのサイクリングにはもってこいの距離。
そんなサイクリングコースをまとめてくれててあるサイトが、ここ
見沼代用水全体像
見沼代用水
なーんて予備知識はまったくなく、とりあえず、「見沼代用水の元ってどこなんだろう?」という素朴な疑問だけを胸に抱え、曇り空の中出発。
大崎公園を越え、見沼自然公園、七里自然公園あたりまでは、道幅もそこそこあり、快適サイクリング。
その先は、やっと自転車が一台通過できるか?程度の舗装しかない道や、どうみても生活道路(裏路地?)じゃないかと思えるような道を通過して、どんどん北上していきました。
この段階では、もうそろそろ終点かな?なんて思ってたんです。
次に、東武野田線の踏み切りを通過し、このあたりで「あれ?、いつ終わるんだろ…」と思い始め、次に、東北本線の踏み切りを見たときに、さすがにおかしく感じて先に進むか再考することに。
このあたりで梅雨空も戻り始め、南の空に雨雲が押し寄せてきているのがわかったので、勇気を出して戻ることに。
ちなみに、この段階で自宅から約20キロの地点でした。
戻りは、川沿いに上ってきたので、若干ではあるものの下り坂。足は疲れ始めてましたが、それでも早い早い。
きたときのペースの20%増し?ぐらいのペースで大崎公園まで戻ってくることができました。
そんな、超思いつきのサイクリングでしたが、家に戻ってきて用水の距離(利根川までつながってる!)が分かり、
「最後をめざさなくてよかったぁ~」
と一安心。
やっぱり、適度なところで計画を見直すのは勇気がいりますが大事なことだな、と再確認できました。
このあたりは、山登りにも通じるところがありますね。
雨雲がなければもうちょっと行ったかもしれませんが、総距離40キロの、軽いサイクリングを楽しんだ一日でした。