システム屋は大変(T_T)

例の高速道路1000円乗り放題のお話。
ETCを使うことが必須とのことですが、
高速道路料金:「1000円走り放題」1カ月遅れ システム改修に時間(毎日.jp)
という問題が発生しているようです。

休日に地方の高速道路料金を上限1000円に引き下げる割引が28日から実施されるが、ゴールデンウイーク前の4月下旬までは、東京圏をまたぐ利用だと、両側の区間で1000円ずつ徴収される見通しになった。大阪圏も近畿自動車道などをまたぐ場合は同様に完全実施が約1カ月、遅れる見込みだ。

これは、本来は首都圏をまたぐ場合には、1000円+首都圏代+1000円、という足し算ではなく、前後の1000円は継続されて、首都圏代+1000円で済む、という話だったが、システム改修が間に合わないので、4月下旬までは前後1000円(つまり、予定より1000円増し)になるということ。
これ。景気対策の一環なので、企画を作った人はシステム屋に相談などせず、制度をつくったのでしょうけど、システム屋(このシステムどこが作っているのかな)は、JHや政府から
「すぐにやれ、何が難しいんだ、とっととやれ!」
と言われ、聞く耳持たずの対応で一気に突き進んでしまったのではないでしょうかね。
こんなに大規模なサービス変更がこんなに直ぐにできるわけがない。
また、トラぶったらシステム屋の責任になってしまうのだから、システム屋はたまらない。
ITともてはやされていますが、こういう現場をみても、制度やサービスと、ITがまだまだ連携していないなぁ、と思ってしまいますね。