日本一のお弁当!

自分にとって駅弁といえば、「横川の釜飯
まだ自分が子供のころ。
横川の駅は、信越本線で横川から軽井沢までの急坂を登るために、電気機関車を増設する駅でした。増設に5分ぐらい時間を要するので、この駅で皆ホームを疾走し、争うかのように釜飯を買うのが東京方面へ行く旅行イベントのひとつだったのです。
しかし、新幹線ができ、信越本線の横川~軽井沢間が廃止になりこの楽しさがなくなったのです。
普通のお弁当屋さんであれば、駅に電車が止まらなくなってしまうような急激な環境変化があったら倒産してもおかしくないのですが、おぎのやさんは、先を見てインターチェンジのそばにお店を出したり、軽井沢駅での販売や、新幹線社内の販売などを行い着実にその歴史をつなげています。
月曜日、会社に行く途中に東京駅で偶然見つけたポスター。
おぎのや1 おぎのや2
釜飯の歴史を消さないために、おぎのやさんががんばっている姿勢がこのポスターから見え、ちょっと昔の駅で競争しながら駅弁を買ったことなどが懐かしくなりました。
横川駅の歴史から始まったおぎのやの峠の釜飯。
今後50年100年と歴史を積み重ねていってほしい商品です。