W61Sのレビュー part2です。

買ってから早5日。
LismoとかBluetoothとか、目だった機能なのに一度も使ってないものはあるものの、機能設定関連などはたぶん使い倒しただろう、というぐらい使ってみたので、気になるところが何箇所か出てきましたよ。

  • 画面にショートカットメニュー設定ができるが、メニューの並び替えができない。
  • microSDにメールを保存できるが、メールボックス単位で並び替えができない。
  • フォントの種類が多すぎて目が疲れる(機能メニューのLCフォント、Eメールメニューなどのソニーフォント、さらに、EZwebのQVGAフォント、と3種類も使ってる…。統一できんかったのかな)。
  • 設定の自由度が低い。メニュー画面の背景や、メールの入力時の背景などを設定できない。
  • メールの画面で、ボックスに入っているメール件数などが見えない(W43Hは見えた)。
  • 受信メールに返信したかどうかのマークがつかない(W43Hは返信済み記号がついた)。
  • EZwebのお気に入りが使いにくい。特に保存できる件数が少なすぎ。フォントも大きすぎ。WVGAがまったく活かされていない

ベースは東芝のKCP+だとおもうのですが、東芝がやったとおもわれる部分の作りこみが甘いですね。
なんで2年前に他社でできていたことが、最新機種、それもハイエンド機種でできなくなるのでしょう…。
#もしかしたら特許の絡みかもしれませんが。
まぁ、カメラの性能や、ワンセグの性能、WVGAで綺麗なメール、PCサイトビューアー、EZナビなどは大満足なので、本当に「惜しい!」の一言に尽きます。
このあたりが、PCなどのオープン環境の成熟度から比べると、クローズな携帯業界が遅れてしまっているな、と感じる部分ですね。
iPhoneが今年中には日本に上陸するとおもいますが、はっきり言ってこのレベルの品質のもの(機能品質)しか出せない日本のメーカーは、アップルのような新興メーカには勝てないでしょうね。
Googleの携帯OSの話もありますし、既存ベンダはもうちょっとがんばってほしいものだな、とおもいます。