京都駅にて。
確かに、切符を買いました。自動改札も通過しました。でも、なぜかホームに立って自分の乗る列車の車両を調べようかと思ったら、
「切符がない!!」
ということに気づいたのです。
えぇ。それからが大慌てでした・・・
まずは通過した自動改札の前にいき、「とり忘れたかも・・・」駅員さんに相談するも、自動改札の中にもなく。
どうしたらよいか相談をしたら、とりあえず予定の新幹線に乗って車掌に相談するように、との指示。
それにしたがい、乗る予定だった新幹線の自由席に。
そこまでが大慌て。京都駅の中を走り回ってギリギリ予定の電車に滑り込みでした。
列車にのり車掌がきたら、カクカクシカジカ・・と、どこの改札を通ってどこまで記憶があるかなどを話したところ、
「では、駅に確認してみますので、ちょっとお待ちください」
と、予想外の展開。すぐに、
「切符がない場合には、改めてお買い求めいただくことになっています」
と言われるとおもっていたので、期待をして待っていました。
一時間後。
車掌が飛んできて
「京都駅に、それらしき切符があったので、再発行に相当する書類を作るので待っててほしい」
とのこと。しばし待つと、「業務連絡票」と書かれた書類をもってきてくれました。
ここでやっとホッとできました。
どうも、京都駅で親切な人が切符をひろって落し物として駅の方に渡してくれたとのこと。
今回の件は、一万数千円をなくさなくてすんだだけでもめっけものですが、それ以上に、JR東海の車掌さん、駅員さん、切符を拾って届けてくれた方、皆さんの対応に感激しています。なかなかやろうとしてもできない対応だとおもいます。
特に車掌さんにとってはとてもめんどくさい対応だったとおもいますが、真摯に対応してくれて本当に感謝しています。
こういう体験をすると、人の温かさをもらって、自分の気持ちも温かくなりますよね。