チップなお話

チップな話、といってもチップとデールは関係ないよ。
さて、自分は相当なガジェットオタクを自称していますが、中でも携帯電話には相当興味があります。
”小さい中に「ぎゅっ」って機能が沢山埋め込まれている感”が、たまりません。
この、携帯電話。
いまや、メールやインターネットは当たり前。
ナビもできれば、テレビも見れて、一般家庭にある、「見る・知る・書く」という機能は、すべて”携帯”の中に集約されている感すらあります。
そんな携帯電話ですが、今まで自分が2年間待っていた新しい”チップセット”を積んだ携帯がいよいよ秋にauから登場します(というかするようです)。
MSM7500
MSM7500_thumb.gif
というチップがそれです。
突然チップ名を言われても分からないでしょうが、このチップセットを携帯に積むだけで、

高画質な写真や動画に加え,高音質のステレオ・オーディオの録音/再生,400万triangles/秒の3次元グラフィックの高速化が可能になる。また,位置情報サービス「gpsOne」にも対応する。
米QUALCOMM,600万画素カメラ対応の携帯電話機向けチップセット「MSM7200」,「同7500」,「同7600」を発表(IT pro)
 今回発表されたチップセットは,モデム・プロセサ,アプリケーション・プロセサ,関連DSPを単一のチップにまとめている。伝送速度は,最高で1Gビット/秒。同社のアプリケーション・スイート「Launchpad」に対応している。これにより,高品質なステレオ・オーディオ,高解像度のカメラ,ビデオ・レコーダ/プレイヤ,ゲームの3次元グラフィックを携帯電話機に組み込める。自動制御の省エネ・モードにより消費電力が最適化される。また, 802.11,Bluetooth,MDDI,TVインタフェース,USBに対応し,コンピュータ,プリンタ,ビデオ・プロジェクタ,その他の周辺機器との接続が可能になる。
 その他にも,mコマース・サービス向けのモデム・セキュリティとデジタル著作権管理,パソコンとの無線同期化をサポートする。同チップセット・ソリューションは,BREW(Binary Runtime Environment for Wireless)プラットフォームとの統合サポートに加え,主要サードパーティ製のオペレーティング・システムにも対応する。

だけのことができるようになるのです。
今まで携帯メーカーが各社で独自に実装していたこれらの機能が、ワンチップだけで実現できるようになるとのこと。
さらに、動作クロックは最高1GHzだそうで、つい最近のPC並みのクロックで動作もできるようになるとのことで、”もっさり”という言葉は、過去の言葉になるかもしれません。
#動作クロックは、電池の持ちとのトレードオフでしょうから、1GHz駆動の携帯ができるのは相当先になるのではないか、とおもいますが。
さらにさらに。MSM7500は2coreのチップのようで、これにBREW4.0のプラットフォームを載せて、マルチタスク環境も実現できるようになるようです。auの端末は、DoCoMoの端末と比べると、マルチタスク対応が遅れていたので、これで追いつくと共に、追い越しができるぐらい便利な端末が出てきそうな予感がしています。
これら、MSM7500の機能の恩恵にあずかった携帯が秋冬モデルでauから発売されそうなので、今から浮き足だってます。
auの偉い人も発言しているので、ほぼ間違いなく発売されるでしょう!。
第6回 KDDI 高橋誠氏──携帯の使い方を変えるGoogleとの連携 (2/2)(IT media)
そろそろ、プログラマをやってた頃の腕前を取り戻して、BREWアプリを書いて見ようかな。