遅ればせながら、iPhoneを語る

iPhone。
iPhone 3G
softbankがNTT DoCoMoとの争奪戦に勝ち、発売をする権利を取ったのは皆さんの記憶に新しいところ。孫さんは大喜びのようです。
確かに良いコンセプトの商品。数年前だったら、ダントツの商品だったとおもいます。
でも、皆さんこのiPhone。なんに使うんですか?。
PCサイトを見る時に便利、というのは、最近の携帯はPCサイトビューアーと言う形でPCサイトを見ることができるし、アドバンテージにはならないような気がするのです。
でもね、

  1. Felicaが使えないんだよ。だから、SuicaもEdyもnanacoも使えなんだよ。
  2. ワンセグが見られないんだよ。通勤・通学中の暇な時間はどうするの?。
  3. iTunesStoraで音楽データを買うときは結局PCとの同期が必要なんだよ。auだったらLISMOd music storeで、携帯から音楽が買えるのに、iPhoneはできないんだよ。
  4. キーボードがついてないから、入力は絶対に不便だよ。
  5. 胸ポケットにいれておくには、ちょとと大きすぎじゃないかな。さらに、最近の携帯と比べても解像度、相当低いんだよ。
  6. 電池の交換ができないんだよ。バッテリーが弱ったらどうするの?。

という弱点があるのです。たぶんもっとある。
最大の問題点は、利用料金。
コレを使うためには、最低で月に7,280円も必要になるのです。
iPhone 3Gの利用料は月額7280円~ (ケータイwatch)
ありえねー金額です。
音楽データを通信で買うことができないと言う状況を考えると、じゃあ通信で定額の恩恵を受けるようなサービスって何があるのでしょう。Googleの地図が見られる、とかかな。
たぶん、初回はすごく大量に売れるんだと思います。
でも、日本の携帯インフラで広がっているサービスを使うための仕掛けが足りなさすぎ。
特に、Felicaに対応していないので、日本ではメイン(1台目)の携帯にはなりえない、と思う。
2台目の携帯としては、月額料金が高すぎる。
むっちゃ中途半端な携帯という評価になりそうな気がします。
少なくとも、自分は通信費用(定額)が下がったら考えますが、今の値段であれば馬鹿らしくて買うことができません。
さぁ。発売開始が、2008年7月11日(金)。
この制約をユーザーが受け入れるのか(目をつぶるのか)、それともサービス基点でみて、iPhoneに不合格の烙印を押すのか。
今から楽しみです。