富岡製糸場にて歴史に触れる

せっかく遠路はるばる群馬県富岡市まで来たのと、マラソンリタイヤで早く切り上げられたので、
富岡製糸場
を見学してかえることにしました。
最近世界遺産登録申請をし、エントリーリストには入ったとのことで、一部ニュースなどで情報がでて名前は有名になった設備です。
私も富岡は昔から通過点であったのですが、製糸場の存在は知っていたものの、見学したことは無く初見学でした。
明治3年の建物が、ほぼ当時のまま現存しているだけでもすごいのに、つい最近までここが稼動していた、ということも驚きでした。
木造+レンガつくりという建物、レンガを作るためだけに甘楽に釜を作ったとか、この場所にできたのは用地買収のしやすさがあったからなどの歴史の話をボランティアの案内員の方の説明を聞きながら勉強することができます。
 
100メートルを超える工場は圧巻です。特に、当時としては画期的だった屋根の梁のつくり、電気が無かったのでヨーロッパから持ってきた大きな窓、など当時としては革新的な建物だったのでしょう。
ちなみに、製糸工場というと、大竹しのぶが主演した「あゝ野麦峠」を思い出す人が多いとおもいますが、あゝ野麦峠は長野県諏訪市の話。官営ではなく民間の工場の話です。
富岡の工場は、明治になったあと外国との貿易を増やすために、国策として絹糸を輸出するために国が作った工場だったこと、外人が工場を作ったことと外人がワインを普段から飲むために、「外人に血を座れる・・」などといううわさが立ち女工が集まらず、官の娘などが送り込まれたこと、などから、先進的な工場で普通の労働形態(当時としては画期的な8時間労働週休1日)だったようです。
この工場で製糸を学んだ女工たちが、日本全国の工場に散っていき、当時の日本の製糸業の拡大に大きな貢献をしたということです。
明治時代の創成期の話も含め、たくさん勉強できました。歴史に触れるのも楽しいですね。