”コンピュータ”を分かるということ

このブログ。普段は”日常”を書いていますが、毎週末に一度私の仕事や興味のあることに”まじめ”に向き合った内容を書かせてもらうことにします。今週はその第一弾!。(といっても、ブログを本格的にリスタートしたのは先週末だったりするけど、それは置いておいて!!)
”コンピュータの専門家”よ、一般人にもっともっと歩み寄ろう!。
職業柄(職業は、まだ内緒!)、人間とコンピュータを如何に結びつけるのか、ということを年中考えています。業務とITの融合・経営とITの融合。掛け声で言うのは簡単。しかし、実際にそれを実現するのは大変です。
では、なぜ大変なのか。私が思っているもっとも大きな理由は”相互理解”が足りていないのだと思っています。
最近のコンピュータ(ここで言うコンピュータは”ハード+ソフト”)は簡単になってきた・使いやすくなってきた、と言われます。でも、それはWindowsに始まるユーザー系OSの機能拡張や、Webによるアプリケーションなどあくまでも利用者の視点です。しかし、実際に業務や経営にコンピュータを生かすためには、その業務や経営にマッチした”コンピュータ”を作らなければいけないのです。”使う”と”作る”の時限が違うことは、皆分かっているはずなのに、中々そこが理解されない。
フツーの人もコンピュータを”使える”ようになってきたが、コンピュータを”作れる”ようにはなってきていませんよね。
これを解決するためには、もっと業務や経営の人がコンピュータを”作る”ということはどういうことかを理解する。逆にコンピュータを作っている人は”業務”や”経営”をもっと理解する。
ここまでは、どこの教科書にも書いてあること。当たり前ですよね。
でも中々コレができない。なぜできないのか。話は簡単。誤解を覚悟で言うと、コンピュータを”作っている”人の責任です。業務や経営をしているフツーの人の責任ではありません。
コンピュータの歴史。ここ20年で急速に発展してました。しかし経営や業務は、会社の歴史・市場の歴史だけでなく、”個人”の歴史から成り立っているもので、コンピュータの歴史など足元にも及ばない。しかし、コンピュータを”作る”ことを生業としているひとは、”使う”ことを生業としているひとが理解をしないことを、嘆いているだけ。フツーの人からみたら、突然現れた”コンピュータ”に戸惑っているというのが正直なところでしょう。
まして、ここ20年で急速に発展してきて、いまも日々急速に発展を続けているものを、普通の人が理解できるわけがありません。コンピュータの中に真っ只中の私でさえ、置いてかれている感があるぐらいですから。
コンピュータを作っている人。もっと業務や経営の人・フツーの人に歩み寄って見ませんか。そのときに”コンピュータの理屈”は要りません。コンピュータが”何をできるのか”と言うことをきちんと説明してあげてください。その上で”何をするためには、何が必要か”ということを説明してください。一回ではだめです。何回も何十回も繰り返し。場所やタイミングをいろいろ変えて。
そんな努力が、”業務とITの融合・経営とITの融合”という本来の目標へ近づけるのではないでしょうか。
こんな様な話を、今週から毎週末に掲載していきたいとおもいます。あくまでも、”個人的な意見”なので、多様な意見求めます!。

「”コンピュータ”を分かるということ」への3件のフィードバック

  1. 短期で結果が出したいなら、チャンプに聞かれたほうがベターです。僕は長期運用は。

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