なつかしのコンピュータ:SMC・・777C

若い(つもり)なのに、コンピュータ(と呼ばれるもの)を使い始めて早23年。
最近物忘れが激しくなってきているので、自分の歴史(と言うほど大げさでないか)を残しておくために、Blogに過去のコンピュータ遍歴などをまとめようかなと思い立ちました!。
今後不定期で、自分のコンピュータ遍歴を掲載します。(自己満足)
最初にもっとも記憶に残っているコンピュータは、
SONY SMC・・777C
です。
今はコンピュータ関連に詳しいと自負している自分も、”コンピュータって何?”と理解できていない頃がありました。
そのときに、SONYの販売店を経営している友人宅があって、販売用の”コンピュータ”が入った、という話を聞き、初めて目の前で”自分で開発ができるコンピュータ”を目にしたのです。それが、SMC・・777でした。もう、本当に毎日学校が終わったら友人宅の店舗に直行。友人たちと暗くなるまで、店舗の展示用SMCをいじり倒していました。今となっては友人の親も迷惑だったろうなぁとおもいますが、当時はそんな気遣いよりも、自分がコンピュータを使いたい・使い倒したい!という気持ちしかなかったですね。
型番だけ言っても分からないとおもいますが、松田聖子さんがCMをしていたソニーのコンピュータといえば分かる人はいるでしょうか。
まだ、コンピュータといえば、ファミリーコンピュータしか知らなかった自分でしたが、Appleなどから移植したゲーム、BASICを使ったプログラミングなどは、かなりの衝撃を感じたのを思い出しました。
当時のSMC・・777のスペックは、
 CPU :Z80A(クロック4MHz)
 メモリ :64kByte
 記憶装置:3.5インチ(当時、3.5インチっていうだけですごかったですよね)
今となっては、こんなに低いの?と思えるようなスペックですが、当時のコンピュータを使っていた人は、スペックよりも、”コンピュータ”に触れるだけで、すごい大きな喜びと感動があったんですよね。
初めて、車に乗ったことのある人とか始めて飛行に乗ったときと同じような感覚なんでしょうね。今の若い人たちは、物心が付いた頃から相当高いスペックのPCをいじっているので、こんな”感動”が少ないんでしょうね。
IT業界に居る人は、こんな”感動”が、自分を突き動かすために必要なんだとおもいます。

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